まだ食べることができるのに捨てる食べ物が多いことが問題になっています。2020年度に日本の中でどのくらい食べ物を捨てたか、9日に国が発表しました。店や会社で捨てた食べ物が275万t、家で捨てた食べ物が247万tで、全部で522万tでした。
調べ始めてからいちばん少なくて、2019年度より店や会社では34万t、家では14万t少なくなりました。国は、食べ物を捨てないようにしようと考える人が増えたことや、新型コロナウイルスの問題で店が客に食べ物を出すことが少なくなったことが理由だと考えています。
目標にはあと30万tぐらい少なくしなければなりません。国は「ウイルスが広がる前のように経済がよくなっても、捨てる食べ物が少なくなるようにしていきたいです」と話しています。