最近、東京などで暑い日が続きました。マスクをすることと熱中症になる危険について、名古屋工業大学の平田晃正教授に聞きました。平田教授はWHOで熱中症について調べています。
平田教授は「体の中の温度が1℃上がると、熱中症になる危険が高くなります。研究では、マスクをしただけで1°C上がることはありませんでした。しかし、マスクをして激しい運動をすると、熱中症になる危険が高くなりそうです」と話しています。
平田教授は「体の温度が上がって体の水分が足りなくなると、熱中症になりやすいです。マスクをしているときは、のどが渇いたことがわかりにくいので、水を十分に飲んでください。近くに人がいないときはマスクを取ってもいいと思います」と話しています。