許可がないのに、漫画やアニメをインターネットに出す海賊版サイトが世界で問題になっています。
本を出す会社などのグループは、利用する人が多い10の海賊版サイトを調べました。その結果、1兆円以上の被害があることがわかりました。被害は、許可のある本やウェブサイトなどの売り上げより多くなっています。
このため、日本やアメリカ、韓国、フィリピンなど13の国の政府などが、著作権を守るための団体を作りました。1回目の会議は、4月26日に行います。
海賊版サイトを作っている人は捕まらないように外国にいることが多いため、世界の国が協力することが大切です。この団体は、法律に違反しているウェブサイトの情報を集めて、ほかの国の警察などに伝えることを考えています。