アメリカで27日、アカデミー賞の発表がありました。濱口竜介さんが監督をした「ドライブ・マイ・カー」が外国の映画の中でいちばんすばらしい映画に選ばれました。日本の映画で前にこの賞をもらったのは、2009年の「おくりびと」でした。
「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さんの小説からつくった映画です。俳優の男性が、運転手の女性と会話をしているうちに、亡くなった妻の秘密について考える話です。フランスのカンヌ映画祭やアメリカのゴールデングローブ賞でも、賞をもらいました。
濱口監督は賞をもらったあと、「皆さん、とりました。ありがとうございます」と話していました。
