11年前の3月11日、東日本大震災がありました。マグニチュード9のとても大きな地震が起こって、東北地方や関東地方の海岸に10mより高い津波がきました。東京電力の福島第一原子力発電所では、津波で原子炉が壊れました。
震災で1万8423人が亡くなったり行方不明になったりしています。震災が原因で病気になって亡くなった人も3732人います。
11年の間に、津波で壊れた町や家を直す工事は、ほとんど終わりました。しかし、岩手県、宮城県、福島県では、人口が10%以上減った市町村が半分以上あります。被害を受けた人のための家で生活するお年寄りの中には、1人で亡くなる人もいて、問題になっています。
原発で事故が起こったとき、福島県の11の市町村に住む人たちは、ほかの県などに避難しました。住むことができるようになった町もありますが、人があまり戻っていません。
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