世界の科学の専門家でつくる国連のIPCCは、地球の気温が上がると自然や社会にどんな問題が出るかレポートをつくりました。
レポートには「地球の気温が上がっているのは人の活動が原因です。気温が上がって、いろいろな所で自然と人に悪いことが起こっています」と書いています。8年前のレポートより強い言い方で、問題が大きくなっていると言っています。
そして「農業や漁業、人の健康、災害などで特に問題が大きくなっています。今のままでは、世界で30億人以上の人たちが被害を受けてしまいます」と書いています。
IPCCは、地球の気温が1.5°C上がると、世界ではこれから20年の間、いろいろな問題が起こってとても危険だと言いました。