ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナの東にある2つの州でロシアに近いグループが支配している地域を一方的に国と認めると言いました。24日には、ここに住む人を守るために戦いを始めると言いました。そして「ウクライナの軍の施設への攻撃を始めた」とロシアの通信社が伝えました。
ウクライナの政府は、ツイッターに「ロシアがウクライナに攻撃を始めました。平和な町が攻撃を受けています。世界はプーチン大統領を止めなければなりません」と書きました。
ウクライナの政府は24日から1か月ぐらい、この2つの州だけでなく国の全部に非常事態宣言を出しました。非常事態宣言では、国の安全と経済を守るため、外へ出ることを禁止したり移動することを制限したりします。ウクライナの軍は、18歳から60歳で軍に入る人を集め始めています。