日本教職員組合は今年の夏、小学校や中学校などの先生に、働く時間について聞きました。7014人が答えました。
残業の時間の平均は、中学校の先生は1か月に120時間12分、小学校は90時間16分、高校は83時間32分でした。2年前より短くなりましたが、とても長いままです。残業が1か月に80時間より長いと、病気になって亡くなる危険が高くなると言われています。
仕事の間に休む時間の平均は、小学校の先生は1日に11.7分、中学校は15.5分でした。小学校と中学校の先生の30%ぐらいは「0分」と答えました。
日本教職員組合は「先生は仕事が多すぎて、昼休みも授業のあとも休むことができません。先生の命のために、国は先生の仕事を少なくして、働く時間を短くする必要があります」と話しています。
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