犯罪はんざいをした人ひとを助たすけている人ひとたちと、犯罪はんざいの被害ひがいを受うけた人ひとを助たすけている人ひとたちが、新あたらしい団体だんたいを作つくりました。団体だんたいは去年きょねん12月がつ、記者きしゃたちの前まえで「私わたしたちは協力きょうりょくして、両方りょうほうの人ひとを助たすけながら、犯罪はんざいをなくしていきたいです」と話はなしました。

警察庁けいさつちょうによると、2019年ねんまでの10年ねんに殺人さつじん事件じけんで警察けいさつが捕つかまえたりした人ひとの半分はんぶんは、自分じぶんの家族かぞくや親戚しんせきを殺ころしていました。この場合ばあい、犯罪はんざいをした人ひとと被害ひがいを受うけた人ひとを分わけて考かんがえることは難むずかしいと団体だんたいは言いっています。人ひとが少すくない町まちなどでは、両方りょうほうの人ひとが近所きんじょで生活せいかつする場合ばあいもあります。

団体だんたいは「犯罪はんざいをした人ひとと被害ひがいを受うけた人ひとの間あいだにある大おおきな壁かべをなくしたいです」と話はなしています。