新型しんがたコロナウイルスのワクチンについて、今いままで厚生労働省こうせいろうどうしょうは2回かい目めを注射ちゅうしゃしてから8か月げつ以上いじょう過すぎた人ひとに、3回かい目めの注射ちゅうしゃをすることを考かんがえていました。

しかし外国がいこくの研究けんきゅうでは、ファイザーのワクチンを2回かい注射ちゅうしゃしてから6か月げつ過すぎるまでに、ウイルスがうつらない効果こうかが半分はんぶんになったというデータがあります。このため厚生労働省こうせいろうどうしょうは15日にち、2回かいの注射ちゅうしゃをしてから6か月げつ過すぎたら、3回かい目めの注射ちゅうしゃをしてもいいと決きめました。

特とくに、お年寄としよりなど病気びょうきがひどくなる可能性かのうせいが高たかい人ひとや、病院びょういんやお年寄としよりの施設しせつで働はたらく人ひとには、3回かい目めの注射ちゅうしゃをしたほうがいいと決きめました。

今いまは、3回かい目めの注射ちゅうしゃに使つかうことができるのはファイザーのワクチンだけです。このため、ほかのワクチンを注射ちゅうしゃした人ひとも、3回かい目めにファイザーのワクチンを注射ちゅうしゃしてもいいと言いっています。