今年ことし8月がつ、小笠原諸島おがさわらしょとうの海うみの中なかにある火山かざんが噴火ふんかしました。この噴火ふんかで出でた軽石かるいしが、沖縄県おきなわけんや鹿児島県かごしまけんの奄美地方あまみちほうに流ながれてきています。

沖縄県おきなわけん今帰仁村なきじんそんにあるホテルの海岸かいがんには、今月こんげつ17日にちから、軽石かるいしがたくさん着ついています。ホテルの人ひとは「ホテルだけでは海岸かいがんをきれいにすることができないので、国くにや県けんなどにも手伝てつだってもらいたいです」と話はなしていました。

23日にちには、沖縄県おきなわけんの海うみを通とおっていた海上保安庁かいじょうほあんちょうの船ふねが、エンジンの中なかに軽石かるいしが入はいって、動うごくことができなくなりました。

専門家せんもんかは、これから11月がつ上旬じょうじゅんまでの間あいだに、軽石かるいしが黒潮くろしおに流ながされて四国しこくの近ちかくまで来くると考かんがえています。そして、11月がつの終おわりごろには関東地方かんとうちほうの近ちかくの海うみまで来きそうだと言いっています。