最低賃金は、会社や工場などが働く人に払ういちばん低い賃金です。会社は働く人に最低賃金より高い賃金を払わなければなりません。10月から1時間の賃金が平均で28円上がりました。パートやアルバイトなどで働く人の生活をよくするために、今まででいちばん大きく上げることにしました。
最低賃金は都道府県で違っています。いちばん高いのは東京都で、1時間1041円です。いちばん低いのは高知県と沖縄県で820円です。日本全部の平均は930円で、全部の県で800円以上になりました。31の都道府県では1日から上がって、ほかの県では8日までに上がります。
最低賃金が大きく上がったことについて、小さな会社などは「新型コロナウイルスの問題で経営が大変です。働く人を少なくするかもしれません」と言っています。
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