2011年ねん3月がつ、東日本大震災ひがしにほんだいしんさいの津波つなみでアメリカ人じんのテイラー・アンダーソンさんが亡なくなりました。テイラーさんは宮城県みやぎけん石巻市いしのまきしの学校がっこうで子こどもたちに英語えいごを教おしえていました。

アメリカにある日本大使館にっぽんたいしかんは29日にち、テイラーさんが卒業そつぎょうしたランドルフ・メーコン大学だいがくに、桜さくらの花はなの形かたちをした作品さくひんを贈おくりました。この作品さくひんは、震災しんさいのあと支援しえんをしてくれたアメリカの人ひとたちへのお礼れいに作つくられました。

この大学だいがくでは、たくさんの学生がくせいが日本語にほんごを勉強べんきょうしています。作品さくひんを贈おくる式しきでは、学生がくせいが日本語にほんごで「日本にっぽんとアメリカの役やくに立たつことができるように、日本語にほんごの勉強べんきょうを頑張がんばります」とあいさつをしました。

テイラーさんは、日本にっぽんとアメリカの間あいだをつなぐ仕事しごとをすることが夢ゆめでした。テイラーさんの両親りょうしんはこの夢ゆめが本当ほんとうになるように、石巻市いしのまきしなどの24の学校がっこうに本ほんを贈おくっています。