世界せかいでは、働はたらく人ひとの人権じんけんが大おおきな問題もんだいになっています。アメリカなどは、日本にっぽんで働はたらきながら技術ぎじゅつを習ならう外国人がいこくじんの技能実習生ぎのうじっしゅうせいは人権じんけんが守まもられていないと言いっています。

味あじの素もとや日本にほんコカ・コーラなど大おおきい会社かいしゃでつくる団体だんたいが、実習生じっしゅうせいなどが働はたらく会社かいしゃが守まもらなければならないルールを作つくりました。

会社かいしゃは、契約けいやくする前まえに実習生じっしゅうせいがわかることばで、働はたらく時間じかんや給料きゅうりょうなどについて説明せつめいしなければなりません。実習生じっしゅうせいたちが、働はたらく人ひとの権利けんりを守まもる組合くみあいに入はいることができるようにします。そして、自由じゆうに出でかけたり休やすんだりすることや、短みじかい間あいだ自分じぶんの国くにに帰かえることができるようにします。困こまったことがあったときに実習生じっしゅうせいが相談そうだんできる場所ばしょも用意よういするように言いっています。

団体だんたいはルールを決きめて、取とり引ひきをしている小ちいさい会社かいしゃにも人権じんけんを守まもってほしいと考かんがえています。