3年前の9月6日に、北海道で震度7の大きな地震がありました。地震が原因で病気になった人を足すと44人が亡くなりました。
山が崩れたりして大きな被害があった厚真町では、37人が亡くなりました。亡くなった人のために花を置く場所には、6日の朝から町の人たちなどが来て祈っていました。
親戚2人が亡くなった男性は「2人に『ゆっくり休んでください』と言いました。町は地震の前のようになりましたが、自分はなかなか前に進むことができません」と話していました。
厚真町などでは家に住むことができなくなった960人ぐらいが、町がつくった家で、去年の秋から新しい生活を始めています。新しい場所で、周りの人といい関係をつくって生活できるようにしていくことが必要です。