国立感染症研究所こくりつかんせんしょうけんきゅうしょは、今年ことし6月がつと7月がつに東京都とうきょうとの5つの病院びょういんで、新型しんがたコロナウイルスの検査けんさをしに来きた1130人にんを調しらべました。ワクチンの注射ちゅうしゃをしたかどうかについてです。

ウイルスがうつっていた人ひとは、ワクチンを1回かいも注射ちゅうしゃしていなかった914人にんの中なかで350人にん、ワクチンを1回かい注射ちゅうしゃした141人にんの中なかで46人にん、2回かい注射ちゅうしゃした41人にんの中なかで3人にんでした。

国立感染症研究所こくりつかんせんしょうけんきゅうしょは、この結果けっかから、1回かい目めの注射ちゅうしゃで48％、2回かい目めの注射ちゅうしゃから14日じゅうよっか以上いじょう過すぎると95％の人ひとにウイルスがうつらないと考かんがえています。1回かい目めの注射ちゅうしゃから13日にち以内いないの人ひとについては、わかりませんでした。

国立感染症研究所こくりつかんせんしょうけんきゅうしょは「デルタ株かぶとの関係かんけいについては調しらべる必要ひつようがありますが、この結果けっかは外国がいこくの研究けんきゅうとだいたい同おなじです」と話はなしています。