今月24日、東京パラリンピックが始まります。
国際パラリンピック委員会は19日、世界の人口の約15%の障害がある人への差別をなくすためのキャンペーンを始めました。キャンペーンの名前は「WeThe15」です。
キャンペーンのビデオでは、子どもを抱いて車いすに乗る男性や、目に障害がある夫婦などが「私たちは特別ではない」とか「壁を壊そう」などと言っています。このキャンペーンには国連などが協力しています。そして、これから10年で障害がある人への差別をなくして、生活しやすい社会にしようと言っています。
国際パラリンピック委員会の会長は「パラリンピックはスポーツの力で、みんなが一緒に生活できる社会にする手伝いをします。やらなければならないことは、まだたくさんあります」と話しています。