25日に東京オリンピックの柔道女子52キロ級で、阿部詩選手が金メダルを取りました。そして、そのあとの男子66キロ級の試合で、兄の阿部一二三選手も金メダルを取りました。柔道では初めて、オリンピックの同じ大会できょうだいが金メダルを取りました。
メダルを渡す式が終わったあとで、2人は一緒にインタビューに答えました。兄の一二三選手は「2人がいちばん輝いた1日だと思います。妹からパワーをもらいました」と話しました。妹の詩選手は「きょうだいで金メダルを取るのは小さい頃から夢でした。うれしいです。兄を尊敬しています」と話しました。
新しいコロナウイルスの問題で、試合は客を入れないで行いました。2人の両親は「会場で見ることができなくて寂しかったです。2人が生まれたときに、こうなるとは思っていませんでした。うれしいです」と話していました。