気象庁は、地球の気温が上がる原因になる二酸化炭素の濃度を、日本の3つの場所で調べています。去年の平均は、沖縄県の与那国島で417.2ppm、岩手県大船渡市で416.3ppm、小笠原諸島の南鳥島で414.5ppmでした。調べた場所全部で今まででいちばん高くなりました。
二酸化炭素の濃度は1987年に調べ始めてから毎年高くなっています。
去年は新しいコロナウイルスの問題があって、世界で人があまり活動できませんでした。このため二酸化炭素が少なくなったというレポートがありましたが、今も増えています。
気象庁は「濃度を低くするためには、去年よりもっと二酸化炭素を出さないようにすることが必要です」と話しています。
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