筑波大学大学院の研究グループが、6つの市や町の40歳以上の人にアンケートをしました。8000人ぐらいが答えました。
去年11月に1週間に何回ぐらい家から出たか聞くと、1回以下の人が70歳から79歳で22%、80歳から89歳で28%、90歳以上で47%いました。新しいコロナウイルスの問題で、家からあまり出なくなったことがわかりました。
60歳以上では「同じことを何度も質問したり、いろいろなことを忘れたりするようになった」という人が27%いました。「生きていてよかったと思うことがなくなった」という人も50%いました。
特に60歳以上は、家からあまり出なくなって、人と話す時間が少なくなっています。このため、考えたり覚えたりすることが前より難しくなったり、心に問題が出たりしています。