気象庁は14日に「東京で桜が咲きました」と発表しました。しかし、新しいコロナウイルスの緊急事態宣言が出ているため、普通の年のようなお花見をするのは難しそうです。
東京都港区にある花屋は、桜の枝を買う人が増えていると言っています。桜の枝は去年より20%多く売れています。桜の枝を入れた花束は60%多く売れています。
ほとんどの桜の枝は、まだつぼみのままで売っています。家でお花見の気分を楽しみたい人や、家でインターネットを使った会議をするとき自分の後ろに飾りたい人などが買っています。
花屋の人は「若い人もお年寄りもいろいろな人が買っています。家にいる時間が長いので、つぼみから花が咲くまで、長く楽しみたい人もいます」と話しています。