２０１１年ねんに東日本大震災ひがしにほんだいしんさいがありました。気象庁きしょうちょうによると、地震じしんがあった海うみの底そこやその周まわりでは、去年きょねんまでの１０年ねんに５７万まん回かいの地震じしんがありました。この場所ばしょの地震じしんは、震災しんさいの前まえの１０年ねんの３倍ばいに増ふえました。

２０１１年ねんにこの場所ばしょであった地震じしんは１３万まん５０００回かい以上いじょうでした。次つぎの年としからは少すこしずつ減へって、去年きょねんは４万まん８０００回かいぐらいになりました。しかし、震災しんさいの前まえは１万まん９０００回かいぐらいだったので、今いまも地震じしんが多おおい状態じょうたいが続つづいています。

気象庁きしょうちょうの専門家せんもんかは「地震じしんはだんだん減へっていますが、ときどき大おおきな地震じしんが起おこっています。地震じしんが多おおい状態じょうたいはこれからも長ながく続つづきそうなので、気きをつけてください」と話はなしています。

２０１１年ねんからの１０年ねんは、日本にっぽんであった全部ぜんぶの地震じしんは２０５万まん１０００回かい以上いじょうでした。震災しんさいの前まえの１０年ねんの１．７倍ばいに増ふえています。