去年きょねん１２月がつ、都営地下鉄とえいちかてつの大江戸おおえど線せんの運転手うんてんしゅなど３９人にんに新あたらしいコロナウイルスがうつったことがわかりました。このため、今月こんげつ１１日にちまでの約やく２週間しゅうかん、地下鉄ちかてつの運転うんてんをいつもの７０％ぐらいに減へらしました。

保健所ほけんじょが運転手うんてんしゅたちの事務所じむしょを調しらべると、ウイルスがついた水道すいどうの蛇口じゃぐちを触さわって、病気びょうきが広ひろがった可能性かのうせいが高たかいことがわかりました。この蛇口じゃぐちは、手てで回まわして水みずを出だします。運転手うんてんしゅたちがトイレのあとに手てを洗あらったり、歯はを磨みがいたりするときに使つかっています。保健所ほけんじょは、唾つばが蛇口じゃぐちについていたようだと言いっています。

東京都交通局とうきょうとこうつうきょくは、手てで回まわさなくてもセンサーで水みずが出でる蛇口じゃぐちに取とり替かえたりして、病気びょうきが広ひろがらないようにすると言いっています。