日本にっぽんの船ふねが７月がつ２５日にち、モーリシャスの近ちかくで岩いわにぶつかって動うごくことができなくなりました。船ふねからはたくさんの油あぶらが出でて、海岸かいがんに流ながれました。国連こくれんは、油あぶらが流ながれてきた海岸かいがんの長ながさは３０ｋｍぐらいだと考かんがえています。

この海岸かいがんには、世界せかいでも珍めずらしいさんごとマングローブの林はやしがあります。

モーリシャスに行いっている日本にっぽんの専門家せんもんかは２５日にち、「壊こわれた船ふねの底そこがさんごにぶつかって海うみの水みずが汚よごれています。さんごが息いきをしたり卵たまごを産うむのが難むずかしくなるかもしれません」と言いいました。

マングローブを研究けんきゅうしている人ひとは「マングローブは根ねに油あぶらがついたままだと、６か月げつぐらいで枯かれてしまいます」と話はなしています。マングローブの林はやしには貝かいや魚さかな、鳥とりなどいろいろな生物せいぶつがいます。できるだけ早はやく油あぶらを片かたづけなければなりません。