１２日にち、北海道ほっかいどう白老町しらおいちょうに国くにがつくった「ウポポイ」がオープンしました。ウポポイは、アイヌ語ごで「大勢おおぜいで歌うたうこと」という意味いみです。

北海道ほっかいどうなどに住すんでいたアイヌの人ひとたちは、明治時代めいじじだいの日本にっぽんの政府せいふにアイヌの文化ぶんかや習慣しゅうかんをやめるように言いわれたり、差別さべつされたりしてきました。ウポポイは、あまり見みることがないアイヌの文化ぶんかや生活せいかつを紹介しょうかいする大事だいじな場所ばしょです。

ウポポイにある博物館はくぶつかんには、アイヌの生活せいかつがわかる道具どうぐや資料しりょうが７００ぐらいあります。昔むかしの儀式ぎしきで使つかっていた道具どうぐは同おなじようにもう一度いちどつくりました。博物館はくぶつかんの外そとには、昔むかしのアイヌの村むらもつくりました。家いえの中なかでは神かみ様さまに祈いのる儀式ぎしきの説明せつめいをしていました。

新あたらしいコロナウイルスの問題もんだいがあるため、ウポポイに行いきたい人ひとは予約よやくが必要ひつようです。