九州では3日からずっと強い雨が降っています。雨で川の水があふれたり山が崩れたりしています。
7日の昼までに、熊本県などで52人が亡くなったことがわかりました。熊本県球磨村では、お年寄りたちが生活する「千寿園」という施設の中に川の水が入って14人が亡くなりました。
気象庁によると、7日も熊本県や大分県で今までにないぐらいたくさんの雨が降った所があります。大分県日田市では、筑後川という大きな川の水があふれました。雨がたくさん降った所では、どのような災害が起こっているか、まだわからない所もあります。
気象庁は、福岡県や佐賀県、長崎県では川があふれたり山が崩れたりする危険が高いため、これからも十分に気をつけるように言っています。そして8日までは、北海道以外の日本の広い場所で、とてもたくさん雨が降りそうだと言っています。