神戸市にある理化学研究所のグループは、スーパーコンピューターを使って、せきやくしゃみがどのように広がるか調べました。
向き合って座る2人の前には机があって、間には板のような物があります。板が口の高さぐらいの場合、1人がマスクをしないでせきをすると、前にいる人の顔まで唾が飛びます。板が頭より上の高さの場合は、顔まで飛びません。
そして、窓が開いている電車が時速80kmで走っていて、電車の中がとても混んでいると、外と中の空気が流れにくくなります。
スーパーコンピューターで唾や空気の流れ方がわかったので、グループはウイルスがうつらないようにする方法を7月ごろ発表したいと言っています。