新しいコロナウイルスを心配して、栃木県益子町の「道の駅」では、連休の間、店の建物を閉めました。このため、なすやピーマンなどの野菜の売り場がなくなってしまいました。
コンビニのローソンは、ここで売る予定だった野菜を買って、神奈川県の5つの店で売りました。
野菜は、茨城県のバス会社のバスが運びました。このバス会社は、客が少なくなったため運転を休むことが多くなって困っていました。ローソンはバスを使うことでバス会社を応援しました。
コンビニで野菜を買った人は「今はどこにも行くことができないので、近所に道の駅ができたようでうれしいです」と話していました。ローソンの社長は「コンビニの店を使って、困っている人を少しでも応援していきたいです」と話しています。