日本には293万人以上の外国人が住んでいます。この中には、日本語がわからないため、新しいコロナウイルスについての情報がよくわからない外国人もいます。
神奈川県大和市には、タイ語やタガログ語など6つの外国語で診察をしている病院があります。3月から、ウイルスがうつったかもしれないと心配して、診察や相談に来る外国人が増えています。病院の先生は「ウイルスの検査を受けるための情報は、日本人でもわかりにくいです。このような情報は外国人にはほとんど届いていません」と話しています。
東京都にあるNPOの「tell」では、心の問題などの相談を英語でできます。2月から、相談は1日に100以上に増えました。ほとんどが新しいコロナウイルスの相談です。相談する外国人は、日本の役所が出す情報は、英語の情報がとても少ないなどと言っています。