富士山ふじさんで大おおきな噴火ふんかが起おこって、火山灰かざんばいが東京とうきょうやその周まわりに降ふった場合ばあい、どんな被害ひがいが出でるか、国くにの専門家せんもんかたちが考かんがえました。

火山灰かざんばいは噴火ふんかから３時間じかんで、神奈川県かながわけんや東京とうきょうの中心ちゅうしん、千葉県ちばけん、埼玉県さいたまけんまで飛とんできます。電車でんしゃは走はしることができなくなって、車くるまやバスの運転うんてんも難むずかしくなります。このため、会社かいしゃに行いったり家いえに帰かえったりできなくなります。店みせに物ものを運はこぶことができなくて、水みずや食たべ物ものが足たりなくなるかもしれません。

雨あめが降ふったら、濡ぬれた火山灰かざんばいが原因げんいんで電気でんきが止とまって、電話でんわやインターネット、水道すいどうも使つかうことができなくなりそうです。

専門家せんもんかは「富士山ふじさんがいつ噴火ふんかするか予測よそくすることは難むずかしいです。噴火ふんかが起おこってからでは、間まに合あいません。被害ひがいをできるだけ少すくなくするためにどうしたらいいか、今いまから考かんがえておく必要ひつようがあります」と言いっています。