とても小ちいさい液体えきたいの粒つぶが空気くうきの中なかで霧きりのようになっていることを「エアロゾル」と言いいます。

アメリカの国立衛生研究所こくりつえいせいけんきゅうしょなどのグループは、新あたらしいコロナウイルスはエアロゾルの中なかで、３時間じかんが過すぎても生いきていたと発表はっぴょうしました。

せきやくしゃみで出でた粒つぶのうち、エアロゾルのような小ちいさい粒つぶは長ながい時間じかん、空気くうきの中なかに残のこっています。このためグループは、新あたらしいコロナウイルスはエアロゾルでうつることがあると言いっています。

研究けんきゅうグループは、ウイルスが物ものの上うえでどのくらいの時間じかん生いきているかも調しらべました。

厚あつい紙かみの上うえでは２４時間じかんを過すぎて生いきているウイルスはありませんでした。ステンレスの上うえでは４８時間じかん、プラスチックの上うえでは７２時間じかんが過すぎると少すくなくなりましたが、まだ生いきていました。

グループは「このウイルスは物ものの上うえで長ながい時間じかん生いきています。ウイルスがついた物ものからうつることにも気きをつけなければなりません」と言いっています。