花粉が飛ぶ季節になりました。花粉症の人は、くしゃみが出たり目がかゆくなったりして大変です。
ヒノキは花粉症の原因の1つです。千葉県の森林研究所は、関東地方にある8つの種類のヒノキの中で、花粉が飛ぶ可能性が少ない木をさがしました。そして2つの種類の木を見つけました。1つは36%、もう1つは56%、花粉を作る雄花が大きくならなくて、花粉を出す能力がないことがわかりました。
研究所はこの2つの種類から、花粉が飛ばない木を生産できる可能性があると言っています。
研究所は「花粉が飛ばない木を山に植えると、花粉症の人のためにいいと考えています。2028年ごろから生産できるように研究を続けたいです」と話しています。