日本IBMやオムロンなど5つの会社がつくった団体は、AIを使って目の悪い人を助ける「AIスーツケース」をつくる研究をしています。
AIスーツケースは、中にモーターやバッテリーなどが入っていて、歩く人を案内するように動きます。カメラやセンサーを使って近くに人や物がないかチェックしたり、AIが周りの人がどう動くか考えたりできるようにします。そして、今いる場所や地図の情報を使って、行きたい場所までの行き方を調べて連れていきます。前に人が出てきて危ないときは、音などを出して知らせます。
団体は今年の6月から大勢の人が集まる空港などでこのスーツケースを使って実験をします。団体の人は「このスーツケースができたら、目が悪い人も出かけるのが楽しくなると思います」と話していました。