日本は、外国で働きながらその国の文化などを知る「ワーキング・ホリデー」という制度を1980年に始めました。この制度を利用して、今は23の国と地域に行くことができます。
半分ぐらいの人が行っているオーストラリアでは、この制度を利用している人の給料が低いことが問題になっています。
日本ワーキング・ホリデー協会が調べると、66%の人が、オーストラリアで決められているいちばん低い給料か、それより低い給料で働いていました。その中の75%の人は、短い間なので給料が低くても我慢できるなどと考えて、会社に何も言わなかったことがわかりました。
オーストラリアの日本大使館は、働く人は、働いた時間やもらった給料を書いておくように言っています。会社が払わなかった給料をもらうために手伝ってくれる所も紹介しています。