京都きょうとでは１２月がつ１３日にちは、正月しょうがつを迎むかえる準備じゅんびを始はじめる「事始ことはじめ」の日ひです。芸妓げいこや舞妓まいこはこの日ひに、踊おどりの先生せんせいや歌うたや踊おどりを見みせる店みせに正月しょうがつのあいさつに行いきます。

祇園ぎおんでは、踊おどりの先生せんせいの井上いのうえ八千代やちよさんのところに、きれいな着物きものを着きた芸妓げいこや舞妓まいこがあいさつに行いきました。

正月しょうがつの鏡餅かがみもちがたくさん飾かざってある部屋へやで、芸妓げいこや舞妓まいこは「おめでとうございます。これからもよろしくお願ねがいします」とあいさつしました。井上いのうえさんは「おめでとうございます。ご苦労くろう様さまでした」と言いって、お祝いわいの扇子せんすをあげました。

１８歳さいの舞妓まいこは「今年ことしは自分じぶんに足たりないことがたくさんわかったので、来年らいねんは上手じょうずにできるように頑張がんばりたいと思おもいます」と話はなしていました。