ＯＥＣＤは３年ねんに１回かい、世界せかいの１５歳さいの子こどもの学力がくりょくを調しらべています。「科学かがく」と「数学すうがく」と文章ぶんしょうを読よんで理解りかいする「読解力どっかいりょく」の３つのテストを行おこなっています。２０１８年ねんは７９の国くにと地域ちいきの６０万まん人にんがテストを受うけました。

日本にっぽんの子こどもは「科学かがく」が５番ばん、「数学すうがく」が６番ばんでした。この２つは、２０１５年ねんより順位じゅんいが低ひくくなりましたが、世界せかいの中なかでは高たかい順位じゅんいです。しかし、「読解力どっかいりょく」は１５番ばんでした。順位じゅんいは７つ低ひくくなりました。日本にっぽんでは子こどもの読解力どっかいりょくを上あげようとしていますが、いい結果けっかが出でていません。

子こどもの学力がくりょくの問題もんだいの専門家せんもんかは「今いまの学校がっこうでは、教おしえなければならないことが多おおすぎて、先生せんせいが十分じゅうぶんに教おしえることができていません。学校がっこうで勉強べんきょうすることを少すくなくすることが必要ひつようです」と話はなしています。