宮城県にある東北電力の女川原子力発電所は、8年前の東日本大震災の地震と津波で被害を受けて、止まっています。東北電力は6年前、2号機をもう一度動かすための審査をしてほしいと国の原子力規制委員会に言いました。
原子力規制委員会は27日、審査をした結果を発表しました。委員会は、東北電力が2号機を安全にするために行っている工事は、原発の安全のための新しい基準に合っていると言いました。
これから国民に意見を聞いたりして、問題がなかったら、正式な合格になります。合格すると、東日本大震災で被害を受けた原発の中で2つ目になります。
しかし原発を動かすためには県や町などに認めてもらわなければなりません。このため、いつから動かすことができるかはまだわかっていません。
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