宮城県山元町に住んでいた27歳の大久保真希さんは、2011年の東日本大震災の津波で行方不明になりました。津波が来たとき、大久保さんは山元町にある自動車学校でアルバイトをしていました。
今年8月に山元町の海で骨が見つかって、警察がDNAを調べていました。そして大久保さんの骨だとわかったため、警察は今月24日、大久保さんの家族に渡しました。8年7か月が過ぎて、大久保さんは家族の所に帰ることができました。
大久保さんの父親は「生きている娘が帰ってきたようで本当にうれしくて離したくないです。まだ見つかっていない人がいても、もう帰ってこないと家族は思わないでほしいです」と話していました。
警察によると、東日本大震災で宮城県では1218人が今も行方不明で、9人の遺体がまだ誰かわかっていません。
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