「リチウムイオン電池でんち」をつくった吉野よしのあきらさんとアメリカ2人ふたり研究けんきゅうしゃが、今年ことしノーベルしょう化学かがくしょうをもらうことになりました。吉野よしのさんは大阪府おおさかふ出身しゅっしんで、71さいです。ノーベルしょうをもらう日本人にっぽんじん吉野よしのさんが27にんです。

吉野よしのさんは旭化成あさひかせいという会社かいしゃで、充電じゅうでんすることができる電池でんち研究けんきゅうをしてきました。そして1985ねん、リチウムイオン電池でんちつくることに成功せいこうしました。

リチウムイオン電池でんちちいさくて、電気でんきをたくさんためることができるため、スマートフォンやってあるくことができるパソコンなどに使つかわれています。電気でんき自動車じどうしゃや、太陽たいようかぜつくった電気でんきためるためにも使つかわれていて、地球ちきゅう環境かんきょうにやさしい技術ぎじゅつだとわれています。

吉野よしのさんは「この電池でんちができてからIT技術ぎじゅつすすんで、世界せかいわりました。この電池でんち環境かんきょう問題もんだい解決かいけつしてほしいとおおくのひとかんがえているため、しょうをもらうことができたとおもっています」とはなしました。