南アメリカにあるアマゾンの森で、大きな火事が続いています。ブラジルにある23の「野生動物保護センター」では、火事でやけどをした動物などの手当てや世話をしています。センターに運ばれた動物は、いつもの年の2倍から3倍になっています。
やけどをした動物の多くは、はやく逃げることができない蛇やナマケモノなどです。ほかにも鳥や猿など、全部で30種類以上の動物がセンターに運ばれています。
運ばれた動物の中には、火事で親が死んでしまったナマケモノの子どももいます。センターによると、森に帰ることができない子どもの動物は、これから動物園などで生活します。