千葉県では9日に台風15号が通って、たくさんの建物が壊れました。16日にたくさん雨が降って、壊れた屋根から家の中に雨が入った建物がたくさんありました。
千葉県市原市の74歳の大野光子さんは、50年ぐらい前に建てた2階建ての家に夫と一緒に住んでいます。台風で屋根が壊れたので、大野さんは雨が入らないように屋根にシートをかぶせていました。しかし雨が家の中に入って、床に水がたまったり、畳がぬれたりしました。
家を直す店の人に相談しましたが、新しい家を建てたほうがいいと言われました。大野さんは「この家にはもう住むことができないと思います。本当に困っています」と話していました。