電車の中で体を触られたり、スカートの中の写真を撮られたりする被害が、どの駅で多いかわかるウェブサイトができました。スマートフォンのアプリもあります。名前は「痴漢レーダー」で、東京にある社員3人の会社が作りました。
被害にあったときや、被害にあっている人を見たとき、このウェブサイトやアプリのボタンを押します。ボタンを押すと、被害にあった場所がウェブサイトやアプリの地図に出るようになっていて、どの駅の近くで被害が多いかわかります。
ウェブサイトを始めてから1か月で、3万人ぐらいが被害を知らせるボタンを押したり、地図を見たりしました。
インターネットでは「自分の名前を言わなくても被害を知らせることができていいと思う」という意見がありました。しかし、「被害がないのにボタンを押す人がいるかもしれない」と心配する人もいます。