大阪大学の研究グループは、100人ぐらいの男性に、ストレスがどのくらいあるか聞きました。血液の中にある「αクロトー」という物質の濃度も一緒に調べました。
調べた結果、αクロトーの濃度がほかの人より20%から30%ぐらい高い人がいました。「ストレスを少なくすることができない」とか「寝ても体は十分休んでいない」と答えた人です。研究グループは、ストレスが多いと濃度が高くなると考えています。
ストレスがどのくらいあるかを調べるとき、今までは、質問して答えてもらっていました。研究グループは、αクロトーの濃度で、ストレスを測ることができるようにしたいと言っています。