来年の東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会は、開会式の会場に選手を運んでみるテストを行いました。泊まっている選手村から開会式をする新国立競技場まで、バスを使って選手を運ぶ予定です。
25日の午後6時50分ごろ、75台のバスが選手村を出発しました。ほかの車も走っている道を通って、予定より10分早い30分ぐらいで新国立競技場に着きました。
バスにはパラリンピックに出たことがある車いすの人も乗っていて、「乗ったり降りたりするのに時間がかかりました。もう少し早くできるようにしてほしいです」と話していました。
組織委員会などは、バスが何台必要か、ほかの車をどのように止めたらいいかなどもっと考えることにしています。