7月29日、沖縄県の西表島の海で、体にロープを巻いたまま泳ぐ大きな魚をダイバーの大工泰幸さんが見つけました。この魚は7mぐらいのジンベエザメでした。太いロープが体をきつく 巻いていて、外れなくなっていました。
大工さんは、船からロープを切る道具を取ってきました。そして、ほかのダイバーと一緒にジンベエザメのそばを泳ぎながら、ロープを少しずつ切りました。ロープが体から外れると、ジンベエザメは泳いでいきました。
大工さんは「ジンベエザメが『助けてください』と言っているように見えました。助けることができてよかったです」と話していました。