高知県は毎月、生まれた人や亡くなった人、引っ越して来た人や出て行った人を計算して、県の人口がどのくらいか発表しています。
高知県によると、6月1日の人口は69万9522人になりました。高知県の人口が70万人以下になったのは、1945年に戦争が終わってから初めてです。
日本で人口が70万人以下の都道府県は、高知県と55万人ぐらいの鳥取県、67万人ぐらいの島根県の3つになりました。
高知県の人口がいちばん多かったのは1955年で、88万人以上いました。1990年からは亡くなった人が生まれた人より多くなることなどが続いて、人口が減るのを止めることができていません。
日本では東京など大きなまちに人が集まって、人口が減る県などが多くなっていて、大きな問題になっています。