買い物のときに使う袋やペットボトルなどプラスチックのごみで海が汚れることが大きな問題になっています。海にいる魚や動物などが間違えてプラスチックを食べてしまうこともあります。
海の水や風の流れの専門家の岩崎慎介さんは、日本から6300tのプラスチックのごみが海に出た場合、ごみがどのように海を流れるかコンピューターを使って研究しました。たくさんのごみが太平洋を流れて、アメリカやカナダ、アラスカの海岸に着くことがわかりました。フィリピンなど東南アジアに着くごみや、日本の周りの海に残るごみもあることがわかりました。
岩崎さんは「日本から出たプラスチックのごみは、遠くの国にも迷惑になります。世界の国が早くプラスチックのごみを少なくしなければなりません」と言っています。