低い利子が長い間続いて、銀行は経営が厳しくなっています。日本の大きな3つの銀行のグループは、働く人や店などを減らそうと考えています。
三井住友銀行のグループは、5000人ぐらいで行っている量の仕事を、来年3月までに機械で行うことにします。働く人も4000人ぐらい減りそうです。
三菱UFJ銀行は、2024年3月までに店を180ぐらい減らします。今ある店のうち35%がなくなります。仕事の量も減らして、1万人以上の人で行っている仕事をなくします。
みずほフィナンシャルグループも、2025年3月までに店を130減らします。働く人は2027年3月までに、1万9000人減らします。
ITの会社なども銀行の仕事を始めているため、競争が厳しくなっています。銀行は、客が不便にならないようにしながら店や働く人を減らすことや、利益が出そうな仕事に社員を使うことが必要になっています。