日本は、プラスチックのごみを中国などに輸出していました。しかし、2年前に中国が環境に悪いという理由で輸入をやめました。このため、日本は国の中でごみを片づけなければならなくなりました。
環境省は、片づけることができなくて残っているプラスチックのごみについて、調査をしました。ごみを片づける183の会社と、122の都道府県や都市が答えました。
今年の2月は去年の7月より、残っているプラスチックのごみが増えていると答えた都道府県などは24ありました。
残っているごみが国が決めた量より多い会社があるという都道府県などは15ありました。去年の7月の3倍です。
環境省は「プラスチックのごみを片づけることができないのは大きな問題です。都道府県などと協力して、早く片づけるようにします」と話しています。