日本のJAXAは、地球から3億kmの所にあるリュウグウという小さい星を調べるため、4年ぐらい前に「はやぶさ2」を打ち上げました。
「はやぶさ2」は4月5日、リュウグウに金属の塊を強くぶつけました。そのあと25日、「はやぶさ2」は、強くぶつけた所の画像を高さ1700mから撮りました。
25日に撮った画像には、周りより低くなっている所がうつっていました。これは「はやぶさ2」がつくった世界で初めての人工のクレーターだとJAXAは発表しました。JAXAによると、地面は10m以上の範囲で低くなっています。
JAXAは「世界で初めて人工のクレーターができて、とてもうれしいです。これからクレーターを詳しく調べたいと思います」と話しています。